We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2013年12月25日水曜日

ポポの退院、ウエスティ、旅立った子

ポポちゃん、退院しました‼
術後の経過も良く、抜糸も今日する事ができました。
ポポちゃんも元気いっぱい!こちらが心配に成る程はしゃいでいます。
3か月後のエコー検査問題がなければ終了です。


元気になりまちた~♥




こちらは先日保護したウエスティ、やはり疥癬でした。
バリカンを使うことがためらわれるくらい皮膚が真っ赤でボロボロ。


爪も伸び放題、赤くはれ上がった皮膚が痛々しい…
幸いフィラリアの検査が陰性だったのでイベルメクチンを使うことができました。血液検査も便検査でも特に問題はなかったのですが、皮膚の状態とかゆみの様子から見て疥癬だけではないかもしれないというお話しでした。ウエスティは皮膚のトラブルが多いですからね(◎_◎;)


そんな状態を承知の上で里親の名乗りを上げて下さったUさんに心から感謝です。
幸せになるんだよ。(あっ、名前が決まっているかどうか聞くの忘れた(・・;))


そしてこちらも一緒に保護したキャバリア(って話だけど、ペキかシーズーか何かのMIXだと思う)

こちらに背を向けたまま動かない。お尻の部分が腫れているのかそれとも腫瘍なのかわからない程おかしな状態になっている。抱き上げるとガリガリで体温も低いような気がする。皮膚も耳の内側も白っぽい、貧血してるのか?とにかく直ぐに病院に連れて行く必要があるのは明白。

その日、病院は午後が休診だったので翌日朝一で受診。
案の定、血液検査の結果重度の貧血。即入院させてもらいました。
午後、他の子たちの受診で病院に行った時に「少し自分で歩いているよ」と云うことだったので、このまま回復してくれるかもと思っていたのですが・・・

翌朝、亡くなりました。

頭部が不自然に大きく泉門が開いていたこと、神経症状がみられたことなどから水頭症であった可能性が高いとのことでした。

この腹部の写真からもわかるように、何度も出産を繰りかえしたと思われます。
水頭症はそのほとんどが遺伝性のため、疾患が発見されるのは子犬の頃です。ということは水頭症であることが分かっていたのに繁殖をさせた、もしくは全く分からずに(知識がなく)繁殖させていたということでしょうか?

取扱業は専門的な知識がなくてもとれてしまいます。講習を受けて登録料を支払えば何も知識のない素人でも取れてしまうのです。そんな人たちが適当な交配を繰り返した結果、先天性の疾患を持った子や奇形の子が後を絶たないのです。うちにはこういった遺伝性の病気を持った子や、きちんとした知識があれば防ぐことができた疾患を抱えた子がたくさんいます。どうか、ペットショップで犬や猫を買うということはこういったいい加減な素人繁殖屋を助けているのだということを知ってください。

入院を決めた時にもしかしたら手遅れかも知れないと思い、名前も無いまま旅立たせるのは忍びなかったのでチェリーと名づけました。

生まれて40日程度で母犬とも兄弟とも引き離され売り物にならなければ繁殖犬として何度も何度も交配させられ5年くらいで用済みになれば放置されるか処分される・・・・
狭く不衛生なケージの中で子犬製造機として酷使され、おそらくはお散歩はおろか抱きしめられたり名前を呼ばれたりすることなど一度もなかったでしょう。

チェリー、助けてあげられなくてごめんね。やっと自由になれたね。ゆっくりお休み






2013年12月17日火曜日

ポポの手術とパパの卒業

このところ、物事がとても速いテンポで進んでいて1日があっという間に終わってしまいます。
お知らせしたいこともテンコ盛りなのですが、とりあえず今日の出来事をご報告。

ポポちゃん、今日手術でした。

先週、ブログをご覧になった方から「レスキュー現場の写真にある白い犬はウェスティでしょうか?」とメールをいただきました。最近大切な家族の一員だったウェスティを亡くされ次に迎える子はショップからではなく保護を必要としている子を迎えたいことなどをお聞きしました。
そして、なんとこの方、ご夫婦で獣医さんでポポの心臓病の手術のサポートを申し出て下さったのです❣なかなか検査の予約も入らない状況でヤキモキしていたところにこのお話し。もう、直ぐに飛んでいきました😆

直接診て頂いて手術の詳しいお話しを伺いました。体重が足りないので手術は難しいといわれたこと、体重が足りない状態で手術をすることのメリット、デメリット等こちらが不安に思っていることを詳しく説明をしてくださいました。そして手術をお願いすることに決めたのです。

遠方から何度も足を運ぶのは大変だからとその日から入院させてくださいました。

そして、今日手術。昨夜からソワソワソワソワ...。
大人の親指の爪位の大きさの心臓ですよ!そこを開けて目指す血管を探して縛るんです。想像しただけで目眩がします😣

携帯がなるたびにびくびくしてました。6時頃連絡があり酸素マスクを外しても安定した呼吸ができていることを聞いて本当にホッとしました。明日ご飯が食べられて元気があれば3日位で普通に生活ができるようになるそうです。あ~本当に良かった‼なんという幸運!一生分の運を使い果たしたかもしれない。それでも良いさ、ポポが元気になってくれるんだから。
面会に行けないので写真のアップは出来ませんが、退院したら直ぐに元気な姿をお見せしますね。

もう一つのご報告。

パパわんが卒業しました!

今日お届けに行ってきました。首都高を走るのが恐かったので😌新幹線で一路東京へ。
パパわん、初めての新幹線。たくさんの人や構内アナウンス、電車の音にビビり気味。
車内できゃんきゃん鳴かれると困るなーと心配していたので、ビビッておとなしくしていてくれてかえって良かった。

パパわんの里親さんも最近可愛がっていたウェスティをなくされ、里親募集サイトを見てパパわんを見に来てくださいました。「ウェスティミックス」と載せていたのですが、行動はジャックラッセルのようですとお伝えしたのでジャックを想像されていたようです。でも実際に会ってみたら見た目はマルチーズっぽい。ちょっと躊躇されたようですが、パパを迎えて下さることになりました。

キャンプがお好きというアウトドア派のご夫婦。お持ちの車もキャンピングカー。お留守番もなくいつも誰かがそばにいてくれる環境。甘えん坊でいたずらっ子で元気いっぱいのパパには最高の条件!う~、神様ありがとう😂

里親募集サイトの利用は気を付けないと里親詐欺や金銭のトラブルがあって注意が必要だけど、でも「迎える子はペットショップからではなく保護を必要としている子を」という方が増えているのを感じます。多くの人が「里親になる」という選択をするようになれば殺処分数は確実に減っていきます。ただ、里親になるという選択肢を知らない人もまだまだたくさんいます。先日の写真展のように「知らない人に知ってもらう」機会を定期的に持ちたいですね。

ポポの手術をして下さった獣医さんですが、写真のウェスティを引き取りたいと言ってくださいました。まだ居るのか確認すると居るけど皮膚病がひどいとのこと。先住のワンちゃんと猫ちゃんがいることから「疥癬だったらどうしますか」とお聞きしたところ「問題ありません」と....ありがたくて涙が出そうでした。
ということで、ウェスティを明日引き取りに行きます。その様子はまた改めて。

パパ改めノア、幸せになるんだよ!