We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2013年3月26日火曜日

マルチーズとボーダーコリーを保護


暖かかったり、寒かったり・・・。
東京の桜は満開になり、入学式を待たずに散ってしまいそう・・・。


最近、新たなわんこを4頭「犬引き取り屋」より保護しました。

(「犬引き取り屋」とは犬を繁殖しているひとから不要になった犬を有料で引き取り専門でやっている業者のことです。詳しくはこちら→http://sayaxwxapr11.blogspot.jp/2012/04/blog-post_01.html

マルチーズの女の子が2頭、男の子が1頭、ボーダーコリーの女の子が1頭です。

状態は言わずもがな、最悪でした。

汚いし、異臭は放っているし、皮膚はただれてるし、ボーダーちゃんは片目がありませんでした。


いちばん状態が酷かったのはマルチーズの女の子(シフォン)です。


毛は黄色なんだか茶色なんだかよくわからない色に染まっており、糞尿の匂いが全身からしていて、頭のてっぺんは縛っていないのに勝手にドレットヘアーになっているいし、フケはボロボロ落ちるし、耳の中は真っ黒で何度拭いても汚れが出てくるし、ブラシなんか通るはずもなく、フェルトの生地のように全身を覆っていました。                             
いったいどれだけの年月をかければこのような状態になるのでしょうか?

トリミング(と言ってもただの丸刈りです)をしている時、私はこの子のこの匂いと、痒そうにしているのを間近で見て何度も「ごめんね」と涙を流しながら作業をしていました。
犬引き取り屋や繁殖所にはあとどれだけ、この子と同じ状態の子がいるのだろう・・・。悲しくて、悔しくてたまりません。

少しずつ、でも負担をかけないように手早くシフォンの体にバリカンを掛けていくとようやく皮膚が見えてきました。
相当痒かったのだと思います。終始自分の体を「カジカジカジ・・・・」と掻いていました。




掻きむしり過ぎて皮膚が赤剥けてしまいました。足だけではなく、全身こんな感じです。





写真は掲載しておりませんが、陰部も腫れ上がっていました。いったい、こんな状態で何度妊娠させられて、何度出産させられたのでしょうか・・・。




 爪はもちろん伸び放題。伸びすぎておかしな方向に伸びてしまってます。


足の裏も汚れと垢でべったり。


シャンプーは母の担当。その間に私は他の子に取り掛かってました。

シャンプーは何度したでしょうか・・・1度や2度洗ったくらいでは汚れと匂いは完全には落ちませんでした。
しかし、保護されたばかりの時と比べれば全然マシです。



皮膚が赤いのが分かりますか?なんとなく目の周りが腫れてるのも分かると思います。



ペットショップで生き物を購入するという事はこういう子たちを増やすという事なんです。

ショーウィンドの中にいる子犬や子猫。
確かに可愛いですよね。でもその前に考えて下さい。この子たちのパパやママどんな所にいるのか、 どんな状態でいるのか・・・。

同日に保護した他のマルチーズちゃんとボーダーちゃんについては後日アップしたいと思います!

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